「世界一受けたい授業」で話題のノンフィクション作品! ブレイディみかこ著『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

ノンフィクション
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さて、ひよりんバスターズの初仕事となる今回は、ブレイディみかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を紹介しますよ!

改めまして、リード(導入)文担当のうさまるです。
この作品は紀伊國屋書店の書店員さんの投票によって受賞作が決まる「キノベス!2020」の第1位2019年本屋大賞のノンフィクション本大賞にも選ばれた、まさに話題書ですね。

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』作品情報

  • 作品名:ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
  • 著者名:ブレイディみかこ
  • 出版社:新潮社
  • ページ数:256ページ
  • 初版:2019年6月

著者紹介

イギリスのブライトン在住のライター、コラムニスト。

2017年『子どもたちの階級闘争』で新潮ドキュメント賞受賞。

2019年『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』で毎日出版文化賞特別賞受賞、キノベス2020第1位など多数の賞を受賞。

2020年3月放送の日本テレビ「世界一受けたい授業」では、著者自身が本作について特別講義を行った。

あらすじ

ここからはあらすじ担当のぺぎーが進行するぜ!
簡単にあらすじを紹介するから、未読のみんなも安心して読み進めていけるぞ!

アイルランド人の父と日本人の母を持つ「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜの元底辺中学校だった。

そこでは毎日が事件の連続。人種差別のひどい少年、ジェンダーに悩むサッカー好き。貧富の差や、思春期特有のアイデンティティに悩んだり。果たして人種も生まれも違う友人に共感できるのか。生きていくうえで本当に大切なことは何か。思春期真っ只中の「ぼく」は、かつて同じ悩みを抱いていた両親とともに考え悩み乗り越えていく。

感想

ここまでお疲れ様でした。感想ナビゲーターのかえるんです。
作中では、常に外国人として生きねばならないブレイディさん家族が印象的でした。

読んでいると、日本に生きる者として価値観の違いを感じる場面も多々ありました。人種差別、貧困、出身地域による偏見、学力格差。そうした社会問題をブレイディさんの息子さんが肌に感じながら、恐れないで向き合い成長していく姿は、僕たち大人たちにも勇気を与えてくれますね。

イギリス社会に未だに残る階級や人種による差別は、海外に行ったことのない僕からしてみると少し衝撃でした……。
でも、そんな社会で懸命に生きる「ぼく」と人種差別を繰り返す友人との心温まる友情は忘れられないなあ。子どもたちでの話だけど、根深い社会問題の解決に光を見ような気分になります。

最初はとても嫌なやつに見えたけど、それぞれが取り巻く環境について知ると、なんだか他人事には思えなくなる辺りは俺にもよく分かったぜ。

多様性とは何なのか。それは日本を離れて外国人と呼ばれても、その国と向き合い続けてきたブレイディさんたち家族がこの本を通して教えてくれたことですね。
エッセイ風の文体で読みやすく分かりやすい文章で書かれているので、皆さんもぜひお手に取ってみてください!

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