世界的作家の父親とは 村上春樹著『猫を棄てる 父親について語るとき』

エッセイ
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今回は村上春樹さんの最新作のエッセイ『猫を棄てる 父親について語るとき』を紹介します🐈

村上さんのお父さんは、世界的な人気を誇る村上文学にも影響を与えたようですね。

『猫を棄てる 父親について語るとき』作品情報

  • 作品名:猫を棄てる 父親について語るとき
  • 著者名:村上春樹
  • 出版社:文藝春秋
  • ページ数:104ページ
  • 初版:2020年4月

著者紹介

京都府京都市生まれ、兵庫県西宮市・芦屋市育ち。

『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞しデビュー。1987年に発表した『ノルウェイの森』は、現在上下巻1095万部超のベストセラーとなった。その他の主な作品に『羊をめぐる冒険』、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』、『ねじまき鳥クロニクル』、『海辺のカフカ』、『1Q84』、『騎士団長殺し』などがある。

2006年アジア圏で初となるフランツ・カフカ賞を受賞、以降日本作家でノーベル文学賞の最有力候補と見なされている。

作品内容

ここでは簡単に作品の内容について紹介するぜ!

父親と過ごした記憶の中で印象的なのが、子どもの頃のある夏の日に父親と一緒に海岸まで猫を棄てに行った場面。なぜかといえば、猫を棄てた後に家に戻ったら、棄てたはずのその猫が自分たちよりも早く家に着いて出迎えてくれたのだ。その時の父親の顔は感心した顔をしていたのだった。

い出が、父親が経験した壮絶な戦争体験や国語教師として教鞭を取る日々、そして作者と父親との関係を赤裸々に語るきっかけとなる。

感想

村上文学のルーツを垣間見れる貴重なエッセイですね。生粋のハルキストにはたまらない一冊なのではないでしょうか。

作中では村上さんが過ごした西宮市や芦屋市近辺の当時の様子も書かれていて、兵庫県出身者には馴染みがあると思います。

魅力はたくさんありますが、やはり村上さんのエッセイは読みやすくて面白いですね。村上さんとお父さんとの個人的な話はずが、最終的には読者にも関わりのあるような普遍的な結末を迎える点も、村上節が炸裂している何よりの証拠です。

これを読み終えたら、村上さんの小説を再読してみたい!と思ったよ。新しい発見があるといいなぁ。

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