今こそ読書力が求められる! 藤原正彦著『本屋を守れ』

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今回は、活字離れが著しい昨今だからこそ読書の重要性を説いた藤原正彦さんの『本屋を守れ』を紹介します!

藤原さんは『国家の品格』を上梓し270万部超のベストセラーを生み出した方です。

『本屋を守れ 読書とは国力』作品情報

  • 作品名:本屋を守れ 読書とは国力
  • 著者名:藤原正彦
  • 出版社:PHP研究所
  • ページ数:192ページ
  • 初版:2020年3月

著者紹介

お茶の水女子大学名誉教授。専門は数論。

1978年、著書『若き数学者のアメリカ』で第26回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。

2005年に発売した『国家の品格』が270万部のベストセラー。本著の影響により、2006年には「品格」が流行語大賞を受賞。

作品内容

ここからは作品内容に入るよ!

日本人の15歳の読解力はOECD(経済協力開発機構)の学習到達度調査で急落。月に1冊も本を読まない中高生や、電車やバスの移動時間に新聞、文庫本を読まずスマホしか見ない大人たち。

町の本屋の数は減る一方。著者いわく、これらは国家全体に及ぶ「読書離れと教養の低下」にほかならない。ITと引き換えにわれわれは何を「殺して」いるのか。それは人間を人間たらしめる情緒、思いやり、そして教養にほかならない。かつて昭和の時代、アメリカ人が日本の書店を訪れ、店内が黒山の人だかりなのを見て仰天したという。この光景をもう一度、取り戻さなければならない。

めざすは「書店の復活」である。「国語力なくして国力なし」「町の書店がなぜ大切か」「インターネットの情報で教養は身につかない」「デジタル本は記憶に残らない」。愛国の数学者が独自の直観と分析によって達した結論が日本人の「常識」になったとき、わが国は再び輝きを取り戻すだろう。

【引用】ebook. 本屋を守れ 読書とは国力. https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/581732/A002343987/, (参照 2020-08-08)

感想

IT教育や英語教育の必要性だけが叫ばれる昨今、国語力がいかに人間の言葉や情緒を育てているのかをよく知れた気がしました。

インターネットで得られるのは「情報」であって、読書をして初めて「教養」が身につくという理論には納得しました。

明治維新から続く西洋への憧れにより、かつて日本人が脈々と受け継いできた礼節や惻隠の情が失われつつある現実に私たちはもっと危機感を持つべきなのかもしれません。

そのためにも読書時間ゼロの惨状を改善し、激減した本屋を守ることが大切だなと思ったよ。今夜はゆっくり本を読んでみよう。

お知らせ

毎週水曜日に更新してきた『海の家ブックス』ですが、諸事情により来週から更新を停止します。再開する際はまたお知らせします。宜しくお願い申し上げます。

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