志村けん主演の実写化は幻に 原田マハ著『キネマの神様』

小説作品
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本日は、読んだ後に映画館へ行きたくなる原田マハさんの小説『キネマの神様』を紹介します!

この小説を原作とした映画『キネマの神様』は当初志村けんさん主演で2020年12月公開予定でしたが、志村さんご逝去により幻となりました。(現時点では沢田研二さん主演で2021年公開予定)

『キネマの神様』作品情報

  • 作品名:キネマの神様
  • 著者名:原田マハ
  • 出版社:文藝春秋
  • ページ数:301ページ
  • 初版:2008年12月

著者紹介

東京都小平市生まれ。関西学院大学、早稲田大学卒業。

伊藤忠商事、ニューヨーク近代美術館等に勤務後、2002年フリーのキュレーターとして独立。2005年、『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞受賞、映画化もされる。

兄は小説家の原田宗典。

あらすじ

ここからは簡単にあらすじを紹介するぜ!

ギャンブル依存症の父

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主人公・歩の父である郷直は今までギャンブルをしては負け、その借金を歩たち家族に払わせていた。しかし、御年79歳になった郷直も老化には敵わず、ついに病に倒れる。

歩は弱り切った郷直を心配するものの、郷直は新たな借金・300万円を作っていたことが発覚する。

会社を辞めた娘

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歩の働く会社では都市型シネマの建設計画を推し進めており、歩は課長としてそのかじ取りを任されていた。

しかし、プロジェクトの途中で歩は社内で孤立、仕事がやりにくくなり会社を退職してしまう。転職先を見つけないまま、年収1,000万の職を辞めた歩は途方にくれていた。

二人を繋ぎとめたのは

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そんな二人を繋ぎとめたのは、映画雑誌「映友」だった。郷直は歩に内緒で歩の映画評を「映友」に投稿、その映画評を目にした「映友」編集長の高峰の目に留まり、歩は「映友」編集部に採用される。

その後、ひょんなことから郷直は高峰の援助もあり映画ブログ「キネマの神様」をスタートさせる。〈ゴウ〉のハンドルネームで郷直が書くコラムは好評を博し、借金とギャンブル依存から抜け出せそうになるが、ある時〈ローズ・バッド〉を名乗る謎の人物に反論される。

感想

原田マハさんのエッセイは読んだことがありましたが、今回は小説。どんな雰囲気かなと思ったら、展開早く読み応えのある映画小説でしたね。

物語のクライマックスにも関係する謎の人物・〈ローズ・バッド〉と〈ゴウ〉の手に汗握る映画論争は、少年ジャンプのバトル漫画並みにワクワクさせられましたよ!

映画マニアからしてみれば、往年の名作がたくさん登場するので、それだけでも読んでいて楽しいですね。
『ニュー・シネマ・パラダイス』『フィールド・オブ・ドリームス』『ローマの休日』『硫黄島からの手紙』等々、また観返したくなります。

映画を通じて″家族の再生″を描いた作品でもあるから、歩と郷直の親子関係の結末にも注目だね。
2021年の映画版は山田洋次監督だから、監督がどんな風に映画化するかも今から楽しみだ!

コメント

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