直木賞と本屋大賞W受賞作&松岡茉優主演で映画化も! 恩田陸著『蜜蜂と遠雷』

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今回は若きピアニストたちの葛藤や成長を描いた恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』を紹介します!

直木賞と本屋大賞のW受賞、2019年には松岡茉優さん主演で映画化も果たした人気作品です。

映画『蜜蜂と遠雷』予告【10月4日(金)公開】
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『蜜蜂と遠雷』作品情報

  • 作品名:蜜蜂と遠雷
  • 著者名:恩田陸
  • 出版社:幻冬舎
  • ページ数:507ページ
  • 初版:2016年9月

著者紹介

宮城県生まれ。1992年、『六番目の小夜子』でデビュー。

2005年、『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞、第2回本屋大賞を受賞。2017年、『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞を受賞。

あらすじ

ここからは簡単にあらすじを紹介するぜ!

音楽界の寵児が優勝すると言われる芳ヶ江国際ピアノコンクール。

楽器を持たない少年、風間塵。かつて天才少女として一世を風靡するものの母の急死以来スランプに陥った、栄伝亜夜。楽器店勤務のサラリーマンでありながら一発逆転を狙う、高島明石。完璧な技術と音楽性を兼ね備える優勝候補、マサル・カルロス・レヴィ・アナトール。天才ピアニスト四人による、熾烈な争いの先にあるものとは。

感想

ピアニスト同士の熾烈な優勝争いを描いた作品ですが、活字しか情報がない中でまるでピアノの音が聴こえてくるような恩田さんの筆致は見事としか言いようがありませんでした。

主な登場人物である四人のピアニストとしての特徴も印象的ですね。
幼い頃から才能を開花させる者や、身近な死を経験してピアノを弾けなくなってしまう者、そして地道な努力が実を結び必死に優勝争いに加わる者など、過ごした環境も取り巻く事情も様々な人物たちがそれぞれ成長していく様は読み応えがあります。

ピアノコンクールを巡る青春群像劇でありながら、「人はどのようなものに心動かされるのか」といった大きなテーマも秘めているように思います。作中では四者四様の方法で、その大きな問いかけに真摯に向き合っていましたね。

芸術や音楽に疎いオレでも、そうした世界に携わっている人たちの苦労や葛藤を知れた気がしたぜ。今度ピアノを聴きに行ってみようかな。

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